【待たせてごめん】ばあちゃんが亡くなった。居たたまれなくなり庭の隅にある、ばあちゃんの納屋に入ってみると俺のおもちゃ箱を発見…次の瞬間気付いた。

子供の頃、夏休みになる度に母方のばあちゃんちに遊びに行ってた。

ばあちゃんちは、車で2時間くらいの山の中の集落。

じいちゃんはとっくに死んでて、一人暮らし。近くにおばちゃん夫婦が住んでて面倒見てた。

俺が遊びに行く度に、ばあちゃんは喜んでくれて、あれこれご馳走してくれた。

俺専用のおもちゃ箱が置いてあり、プラスチックの野球セットとか虫かごとかが入ってた。

「すぐ遊べるようにおもちゃ洗っといたよ~」ばあちゃんはニコニコしながら言ってた。

すぐ裏手が山だったので、カブトムシなんかもたくさんいて、ばあちゃんちは結構お気に入りの場所だった。

でも、それも小学校高学年まで。

学校の友達と遊んでたほうが楽しいし、まして中学に入れば部活もあったし、自然とばあちゃんち訪問は夏休みの行事から消えていった。

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最後に入ったのは小5のときだったと思う。

そんなのが寂しかったのか、夏休みが近くなる度にばあちゃんから電話が掛かってきてた。

母親から「たまに顔見せて来いって」とも言われてた。

その度に「う~ん」と生返事をし、やり過ごしていた。

少しわずらわしくもあった。

毎年、そんな感じで中学、高校の夏休みを過ごし、おれは大学生になっていた。

大学3年の夏休み。

8月になったばかりの昼頃。

だらだら寝てた俺は、母親から叩き起こされた。

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