もう十数年前になるけど、嫁が急逝してドロップアウトした。

赴任先の基幹病院のある地方都市。

俺の嫁は誰も知り合いもいない土地で、最後まで子供の心配しながら最後まで俺に謝り続けて一人で逝った。

3歳の娘一人残して。

葬式の時、娘は

「ママいつ来るの?ママいつ起きるの?いつ起きるの?」

ってずっと泣いていた。

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娘は嫁の実家で面倒みてもらいながら仕事に戻ったよ。

忙しい病院だった事に加え、いつも学会準備に追われていたので帰宅は毎日遅かった。

それでも休みの日には嫁の実家に泊まりにいって、少しでも 娘と一緒にすごすようにした。

母親がいなくなった事も受け入れているようで、俺がいくと、いつも笑って走って来て

「パパー!!」

って抱きついてき た。

嫁の実家に行ってからは泣くこともなく娘は楽しく暮らしているように見えたよ。

嫁の実家で娘と一緒に寝ていた時、深夜にすすり泣くような声で目が覚めた。

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