【愛する人への秘密】ある日突然、私は失業した。妻に本当の事を言い出せず、毎日出勤している振りをしていた…

ある日突然、私は失業した。

妻に本当の事を言い出せず、毎日出勤している振りをしていた。

「今日、僕の部署にきた新しい主任は、優しい人だったよ」

「今度、アルバイトで入ってくる女子大生は、とてもきれいな人でね」

などと、架空のストーリーを作っては妻に話して聞かせた。

女子大生の話に、妻は私の耳を引っ張りながら微笑んだ。

「あなた、気をつけなきゃね」

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朝の「出勤」

時間になると、いつものように妻は私のワイシャツの襟を整えて見送ってくれる。

元気な様子で家を出てバスに乗るが、3つ目の駅ですぐに降りる。

行きつけの公園のベンチに腰掛け、何もせずにぼうっと時間を過ごしていた。

夕方、「退社」

時間になると、私は無理に笑顔を作って帰宅した。

5日後、私はある小さなセメント工場のアルバイトを見つけ、働き始めた。

もちろん妻には内緒だ。

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