【本質】鬱(うつ)になった私に、4歳の娘が教えてくれたこと

社会人になり、9年。

わたしは初めて、鬱になった。

ずっと、思いやりに溢れた人間になりたいと言っていた。

子供の頃から誰かに親切にするのが好きで、何かをして周りの人が笑顔になってくれるのが凄く嬉しかった。

人を笑顔にする仕事をやりたいと言って、実際に人と多く関わる仕事にも就いた。

仕事はずっと好きだった。

しかし、歳を取れば取るだけ、色んなものが見えてくる。

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段々、今自分の周りにいる人が、どれだけ「表面上」の付き合いしかしていない人たちなのかという事に気がつき、怖くなってしまったのだ。

実際にわたし自身も、その周りの人間と同じ様に「表面上」の付き合いしかしていない。

気付くと、わたしが思いやりと思ってやっていた事は、全て思惑があるものになっていた。

お客様への笑顔は、商品を売るため。

旦那の仕事仲間の方への差し入れは、良き家庭であると印象を持って欲しいため。

同僚への褒め言葉は、社内で円滑に仕事をする為のコミュニケーション。

誰かが昇格すれば喜びの表情するけど、その裏には小さな嫉妬があり、

誰かが降格すれば悲しみの表情をするけど、その裏にちょっとした安堵感がある。

割と熾烈な競争社会がある会社であるからというものの、こんな気持ちになってしまう自分自身が、本当に卑しく、気持ちが悪い様に感じてしまった。

いつから、わたしの思いやりは、こんなに汚いものになってしまったのか。

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